薬指、小指を独立させ、ばたつきを抑えるトレーニング

ギタリストにとって、クロマチックスケールの基礎練習は初歩の初歩なので、色んな本や動画で公開されていると思いますが、人→中→薬→小でまずダーっと12フレットくらいまでやって、次は中→人→薬→小でやって…って大体このくらいまでやって止めてしまうんですよね。

単調な練習なので飽きやすく、全ての運指パターンを練習することなく、いつも人差し指から始まるパターン、中指から始まるパターンくらいで毎回終わってしまう。
本当は、動きづらい薬指、小指を一番に鍛えることが大事なのですが、初めから動かしやすい人差し指、中指ばかりがどんどん動くようになっていってしまい、動かしにくい薬指、小指はいつまで経っても使えないままになってしまいます。

基礎練習は目的を持ってやること

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ギター初心者のうちは、何も考えずにただ指を動かすだけでも練習になりますが、更なる上達を目指すなら、「この練習は何の役に立つのか?」をしっかり理解して、意識して練習しないと上達は望めません。

だから、プロや上手い人ほど、基礎練習に丁寧に時間をかけてゆっくりトレーニングするわけです。

一般的なクロマチック練習


無題図形描画▲一般的なクロマチック練習

定番のクロマチック練習はこのように、人→中→薬→小指の順番に弾いていって、フレットをどんどん隣に移動していきます。
人→中→薬→小指が終わったら、次は人→薬→中→小指、人→小→中→薬指…というふうに、まず人差し指から始まる運指を順番に全てやっていくわけですが、これを小指から始まるクロマチック練習までやろうとすると、それだけで30分~1時間もの時間を費やしてしまいます。

プロの方なら、基礎練習にそれだけ時間を掛けるのは苦ではないかもしれませんが、なかなか基礎練習ばかりに時間を取られるのは楽しくないので飽きてしまいますよね。

▼なので、僕はクロマチック練習をこんなふうに効率的に練習しています

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人差し指から始まる運指パターンは、全部で6パターン。
ギターの弦も6本ですから、1つの弦ごとに運指を変えて演奏していきます。(動画1:00~解説)

  • 1f-4fのポジション
    人→中→薬→小(1234)
    人→中→小→薬(1243)
    人→薬→中→小(1324)
    人→薬→小→中(1342)
    人→小→中→薬(1423)
    人→小→薬→中(1432)
  • 2f-5fのポジション
    中→人→薬→小(3245)
    中→人→小→薬(3254)
    中→薬→人→小(3425)
    中→薬→小→人(3452)
    中→小→人→薬(3524)
    中→小→薬→人(3542)

というふうに小指まで進めていけば、たった4フレット進むだけで全ての運指パターンを網羅してしまうわけです。
これであれば、毎日全ての運指を同じ数だけ練習できますから、各指の動かしやすさにどんどん偏りがなくなってきます。

ついつい途中で諦めてしまって、「クロマチック練習がいつも最後まで続かない」という方はぜひ試してみてください。
一度、暗記してしまえば楽で簡単に効率良くすべての指を鍛えることができますよ。

▼全国どこからでも自宅でレッスンが可能

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ABOUTこの記事をかいた人

choro

2010年、Jeeptaギタリストとしてメジャーデビュー。音楽教室「コロイデア音楽塾」代表。作詞、作曲、アレンジ他、現在もメジャーアーティストを中心に(takekings、CANDY GO!GO!、サナダヒデト等)サポートギタリストとしても活動中。
バンドマンの本音、ファンとアーティストの関係、音楽ビジネスの正体など、音楽業界のウラ話を書いた「 ギタリストchoroの音楽よもやま話」は月10万PV以上の人気サイト。