【アレンジ講座 6/10】「基本のブレイクの使い方、ギターソロの作り方とコツ」 -ロックバンド編-

ブレイクとは「壊す、割る、転じて時間を止める」という意味ですが、音楽の専門用語としても使われます。
バンド全体でも使われますし、例えば「ドラムだけブレイク」といったパターンもあります。
今回は、できるだけ基礎的な方法を取っているので編曲の参考になればと思います。

また、ギターソロの組み立て方に関しても、新しく考えるのではなく、楽曲の一部分を使用して発展させていくという方法を取っているので、簡単に作るコツを掴んで頂ければと思います。

の曲が、アレンジでこんなに変化します!

今回使用させて頂いたのは、こちらの楽曲。
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作曲について語るマモルさん」こと、「はと」さんの楽曲『HM』。

Jeeptaギタリストのchoroと作・編曲家のこおろぎによるそれぞれのアレンジはこちら↓

↑このアレンジ過程を見たい方は、ロックアレンジ-choro編カテゴリー

↑このアレンジ過程を見たい方は、クラシックアレンジ-こおろぎ編カテゴリー

この楽曲が上の動画達のアレンジになっていくまでの過程をお見せしていきます!

奏を詰める

choro-ss
前回全体像が一通り出来ましたが、ここから細かい部分を詰めていきます。
まずは、間奏から。
とりあえず、場面の雰囲気を変えるため、ギターの音を変更。

ギターお取換え用

歪み(drive)を強くして、ディストーションサウンドに近づけます。
音はこちら。
間奏に入るとこんな感じに変化します。

「うーん、もうちょっと音が欲しいなぁ」って感じ。

2小節単位でひとまわりするフレーズなんですが、その最後の2拍部分。
ここにもう少しアクセントが欲しいので、「チャチャチャチャ」って感じのギターを追加。
こんな感じ。

さて、ここからギターソロを入れていきます。

今回、イントロとかギターソロは、Aメロのメロディをリフレインする形がいいなと思っていたので、そのイメージでギターらしく入れていきます。
こんな感じになりました。

奏明けへの繋ぎ

間奏からまた歌にどう戻るかが、アレンジで結構難しいところなんですが、今回は割とシンプルに作りたいなと思っていたので、ブレイクのパターンを使おうかなと。

ブレイクは音が切れるので、上手くコードが繋がらない時、転調する時などに有効です。
インパクトも強いですが使いすぎると飽きがきてしまうので、せいぜい1曲に1、2箇所が限界かなと思います。

今回は、無音ブレイクにせず、ギターのブラッシング音とドラムのスネアだけを入れる形にしました。

音をどんどん増やすと豪華になってそれはいいんですが、そうやってまたAメロ、Bメロに戻った時に、最初のAメロ、Bメロのアレンジのまま、音数のままだとしょぼく聴こえてきてしまうんですよね。

アレンジを変えて、激しめにしてるんだけど、コードをジャカジャカ弾いてるだけじゃイマイチ盛り上がりにかけるなぁ、って感じ。

ギターは1パート、動くフレーズを加えるほうがいいかな。
最初の頃に色々フレーズ出てきましたよね?
それをここに差し込んでみます。

うん、いい感じじゃないかな。

6日目終了

choro-ss

全体通して聴くと、こんな感じ。
今日は6時間くらい。

実際の演奏を考えてバンドサウンドを作ると、音色の数、楽器の数に制限が出てくるので自由が利かない部分がありますが、その分ひとつひとつの楽器にこだわるので面白さもあります。

実際、スリーピースバンドって、無駄な音、無駄なアレンジのない上手な楽曲が多いです。

自分で音数の制限をして、アレンジをしてみるのも技術向上にはいいかもしれませんよ。

では、また次回。

次の記事はこちら
【アレンジ講座 7/10】「リズムギターの伴奏のやり方。バッキング、アルペジオなどの方法」 -ロックバンド編-

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【アレンジ講座 5/10】「ギターリフやフレーズ、オンコードの使い方とコツ」 -ロックバンド編-

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ABOUTこの記事をかいた人

choro

2010年、Jeeptaギタリストとしてメジャーデビュー。音楽教室「コロイデア音楽塾」代表。作詞、作曲、アレンジ他、現在もメジャーアーティストを中心に(takekings、CANDY GO!GO!、サナダヒデト等)サポートギタリストとしても活動中。
バンドマンの本音、ファンとアーティストの関係、音楽ビジネスの正体など、音楽業界のウラ話を書いた「 ギタリストchoroの音楽よもやま話」は月10万PV以上の人気サイト。