バンドスコアは間違いだらけ!中級者卒業には耳コピが必須科目!

ギターをやっている人で、楽譜やタブ譜が読めない人はけっこういると思うのですが譜面が読めなくても全然大丈夫。
むしろ、読めてしまったほうが上達の妨げになる場合があります。

中級者以上のレベルを目指すなら、耳コピは必須。

初級者、中級者の違いとは、ひとつ定義づけるなら耳の違いです。
技術ひとつにしても、楽器選び、エフェクター選びも全てそうですが、メーカーや値段で選ばずに自分の耳で判断できるようになることが大事です。

音楽は目を使うの?耳を使うの?

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初心に帰りましょう。
音楽は、耳で楽しみ、耳で覚えるものです。

実際、レッスンをしていても生徒に多いのですが、「最初は2弦の5フレットで、次は2弦の7フレットで…」という風に、頭で考えて弾こうとしたり、楽譜を目の前に置いてそれをずっと見ながらフレットと向き合わせて弾いたりという光景をよく目にします。

一般的な音感を持っていれば、音がハズれた時は気づくものですし、そんなに不安がって1音1音気にする必要はないんです。
合ってるか正しいかは、自分の耳で判断することが一番大事。
もっと、自分の耳を信じてもらって大丈夫です。

市販の楽譜もかなり間違っている

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有名なアーティストであれば、楽器屋さん、本屋さんなんかにも楽譜は売ってますが、実際のところかなり間違ってるんですよね。

楽譜、バンドスコアのほとんどは、本人達が書いているものではありません。
絶対音感のある人、音大生など、そういう人達がバイトでやっているケースも多いようです。

僕の場合、ギタリストですから特に感じるのですが、「これ、ピアノ弾く人が耳コピしてるなぁ。だから、ココこんなふうになるんだなぁ」って感じることがあります。

ギターは同じ音程を違う弦でも鳴らすことができますから、タブ譜に書かれているフレットの場所で、本人が弾いていないケースはかなり多いですし、ギターの奏法であるスライド、ビブラート、チョーキングなども、実際にギターを弾く人が楽譜を書かないとわからないものです。

色んなケースがありますが、レッスン生が市販のバンドスコアで覚えてきたのを弾いてもらって、「これ2弦5フレットの音じゃなくて、1弦開放弦の音だよ」と指摘したりすることがあります。

実際、その場で僕が弾いて聞き比べてもらうと、「本当ですね」となるんですが、「楽譜に書かれていることが正しい」という思い込みで覚えてしまうと、楽曲のギターの音を聴きこんで確かめるという作業が省略されてしまいますから、ちゃんと聴けば分かる間違いも気づかないままにスルーしてしまうことが多いです。

楽譜に書かれている情報は少なすぎる

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プロでも、楽譜があればもちろん参考にします。
ですが、あまり信用はしていません。
音程、リズムくらいですかね、それなりに信用するのは。

で、実際に楽譜を見て覚える人が、「覚えた」と完結させてしまうのが、この「音程とリズム」なんです。
これだけを覚えただけで、「弾けるようになった」と錯覚してしまう。

もう一度、ちゃんとプロの演奏を聴いてみると全然違ってたりするんですよね。

音量、音質などは耳でしか感じられない

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楽譜に、「この音は何デシベルで」「この音は1kHzを強く」なんて書いてませんよね。
細かく言うと、「ここの4分音符は楽譜の表記より実際は0.04秒遅く弾く」なんて書いてません。

特に、生演奏の場合はこういった人それぞれのリズム感、グルーヴ感がありますから、そういった楽譜には書かれていない本当のリズムのポイントをしっかり自分の耳で聴いて掴むことが大事になってきます。

打ち込みの音楽でも、作曲者はそういった細かいリズムをいじってたりしますし、バンドのように他の人と一緒に合わせるならば、尚更みんながどういったノリで演奏しているかを意識してギターを弾くことが重要になってきます。

手よりも目よりも耳を鍛えよう

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初心者の人ほど、耳よりも目や手をよく動かします。
上手くなればなるほど、耳を一番よく動かします。

レッスンをしていて思うことは、「モノマネが上手な生徒は、上達が早い」ということです。
子どもなんかは、なんでもマネますから、すぐ上達しますね。
大人になればなるほど、頭でっかちになってしまって、見よう見まねができない人が多いですから、レッスンをしていてもなかなか上達しない方が多い傾向があります。

例えば、あなたが、ビートたけしさんの

「ダンカン、このやろう!」

を、モノマネしようと思ったとします。

この「ダンカン、このやろう!」という文字情報が、楽譜です。
上手くマネられますか?

上手くマネしようとすると、本人が言っている映像、音声を探しますよね?(実際、本人が言ってるのを見ないので、この場合、上手にモノマネしてる人を見ると思いますが…)

それを見て、聴いて、
「あ、このくらいの間でやってるんだな」
「あ、これくらい息が混じっているんだな」
「この言葉、強く発音してるんだな」
と、発見していくわけです。

バンドスコアを参考にするのもいいですが、バンドスコアを見る時はそれをまるまる真似するのではなく、間違い探しのつもりで使うといいでしょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

choro

2010年、Jeeptaギタリストとしてメジャーデビュー。音楽教室「コロイデア音楽塾」代表。作詞、作曲、アレンジ他、現在もメジャーアーティストを中心に(takekings、CANDY GO!GO!、サナダヒデト等)サポートギタリストとしても活動中。
バンドマンの本音、ファンとアーティストの関係、音楽ビジネスの正体など、音楽業界のウラ話を書いた「 ギタリストchoroの音楽よもやま話」は月10万PV以上の人気サイト。