ディミニッシュコードの構成音と応用した使い方

ギター弾く人にとってはディミニッシュコードが出てきたら、最初のうちはつい避けてしまいがち。
なかなか出てこないから押さえ方覚えるのもややこしいし、実際にコード鳴らしてみてもなんか不気味な響きで意味わからないし、使いづらそう。

ですが、一度覚えてしまえばとても使い勝手の良いコードなんです。
押さえ方と使い方を覚えて、どんどん演奏に取り入れていきましょう。
演奏で使わないから覚えないだけで、やっぱり普段から弾いていれば自然と身体に身につくものです。

ディミニッシュコードとは?

通常、「ディミニッシュ」というと「ディミニッシュセブンス」のことを指します。
動画と共に解説していきますので、実際に押さえてみて音を聴いて、構成音と使い方を学んでいきましょう。

ディミニッシュコードの構成音

まずはディミニッシュコードの構成音について説明します。
▼ギターで押さえるとディミニッシュコードはこんな形になります。(0:25辺り~)

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▼構成音はどんな形になっているかというと、まずは下のタブ譜のように一度順番に弾いてみて下さい

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1音半ずつ(半音3つ分)上がっている音階になっているのが分かりますか?
こうやって上がっていくと、最初の4フレットのオクターブ上の音16フレットに辿り着きますよね?
これが、ディミニッシュコードの構成音です。
▼弾いた音階をひとつにまとめてコードにすると下のようになります。

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▲1小節目がさっき弾いてもらった音階をそのまま積み重ねたものです。(1:47辺り~)
2小節目は1小節目の一番下の音C♯をオクターブ上へ移動したものです。
同様に3小節目は2小節目の一番下の音をオクターブ上へ移動したもの、4小節目も同様です。

さっき弾いてもらったように、音程幅はどこも1音半(半音3つ分)になりますから、コードの構成音でいうと全部C♯dim7になりますよね?
▼ただ、一番下の音(ルート音)が変わっているので、各ルート音でdim7コードの名前をつけてみるとこうなります。

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▲なんと、C♯dim7とEdim7、Gdim7、B♭dim7はルート音が違うだけで実質同じコードになるんです!
▼ギターで押さえてみるとこんな感じになります。ただ3フレットずつ移動するだけだからとても簡単ですね。

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ディミニッシュコードは3つしか存在しない

こんなふうにCから一音半ずつの構成音、Dから一音半ずつの構成音でコードを作っていくとこうなります。(2:40辺り~)

Cdim7=E♭dim7=G♭dim7=Adim7(※動画のA♭は間違いです。)
C♯dim7=Edim7=Gdim7=B♭dim7
Ddim7=Fdim7=A♭dim7=Bdim7

となり、実質コードは3つしか存在しないことになるんですね。

これを応用して代理コードの幅を広げる

下の楽譜は「動画と共に解説!ディミニッシュコード-コード進行の橋渡しとして使い方」で説明したシンプルなコード進行をディミニッシュコードを加えてアレンジしたコード進行です。(3:33辺り~)

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ここにC♯dim7とG♯dim7が出てきます。
さっき、学んだことを応用するとC♯dim7=Edim7=Gdim7=B♭dim7、Ddim7=Fdim7=A♭dim7(G♯dim7)=Bdim7ですから、代わりに使えるディミニッシュコードがそれぞれ3つずつあるってことですよね。

こんな感じでディミニッシュコードが出てきたら、他のディミニッシュコードを使ってアレンジしてみて下さい。
ギターの場合、同じ押さえ方で3フレット移動するだけですからとても簡単ですよ。

すすめ書籍

ドリル形式で学びたい方にはオススメの本。
“パズルを解きながら理論を覚える”というユニークな方式で学べる教則本です。

ディミニッシュコードは使いどころが限定される特殊なコードなので、ディミニッシュコードに特化した本というのはそうないのですが、大事なことはディミニッシュコードを使う前後のコードの流れや仕組みを理解すること。
コードの基本構造を、初歩から学びたい方にはオススメです。

▼全国どこからでも自宅でレッスンが可能

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ABOUTこの記事をかいた人

choro

2010年、Jeeptaギタリストとしてメジャーデビュー。音楽教室「コロイデア音楽塾」代表。作詞、作曲、アレンジ他、現在もメジャーアーティストを中心に(takekings、CANDY GO!GO!、サナダヒデト等)サポートギタリストとしても活動中。
バンドマンの本音、ファンとアーティストの関係、音楽ビジネスの正体など、音楽業界のウラ話を書いた「 ギタリストchoroの音楽よもやま話」は月10万PV以上の人気サイト。