セブンスとディミニッシュコードの関係

ディミニッシュコードの使い方や意味について、「動画と共に解説!ディミニッシュコード-コード進行の橋渡しとして使い方」や「動画と共に解説!ディミニッシュコードの構成音と応用した使い方」で解説してきました。
今回はディミニッシュコードの覚え方や意味について解説していきたいと思います。

▲ここだけで理解できなかった方は過去2回やってきたディミニッシュコードについての記事を参考にしてみてください。

パッシング・ディミニッシュ

「動画と共に解説!ディミニッシュコードの構成音と応用した使い方」で説明したディミニッシュコードの使い方を「パッシング・ディミニッシュ」と呼びます。(0:45辺り~)

1256

▲CM7からDm7、G7からAmという全音で進行するコードの動き。
▼これをdim7を間に入れて半音で進行させる流れを作るという使い方です。

1256_4

理論的に解説

前回は、ディミニッシュコードがこんな場面でこんな使い方できるよ~ってお話でしたが、どうしてこういった場面で使うことができるのか?
▼音の成り立ちを見て、理論的に解説していきます。(1:30辺り~)

dim_6

上の図はコード進行の前半4小節分を切り取ったものですが、CM7の一番下の音(ルート音)はコード進行と共に半音で上り、一番上の音(トップ音)は半音で下がっていっていますよね。

ルート音 – C(ド)→C♯(ド♯)→D(レ)
トップ音 – B(シ)→B♭(シ♭)→A(ラ)

これが自然な流れを生む理由です。

またCM7とCdim7を比べてみると真ん中2つの音には変化がないですよね?
CM7をルート音とトップ音だけを半音移動させたら、自然とCdim7というコードが生まれた。
そう解釈できますよね。

セブンスコードの代理

ディミニッシュコードにはもうひとつ使い方があって、セブンスコードの代理コードとして使えるんです。
こちらも音の構成音を見ると、どうしてセブンスコードの代理として使えるかが一目瞭然なので早速見ていきましょう。(3:35辺り~)

dim_7

上の楽譜のように、G7のトップ音を半音上げるとG7(♭9)というコードが出来上がるのですが、このG♭9のトップ音がG♯(A♭)の音になります。
そして、G7(♭9)のトップ音G♯を1オクターブ下に移動するとG♯dim7というコードが生まれます。
つまり、G7(♭9)とG♯dim7のコードの構成音は同じということです。

G7(♭9)はG7に♭9の音が付け加えられたコードですから、G7の代理として使えます。
そして、G7(♭9)とG♯dim7は同じ構成音ですから、やはりG7の代理として使えるわけです。

dim_8

▲ギターで弾くとこんな感じ。
3つのコードがとても似ているのが分かりますよね。

「セブンスコードの代わりに半音上のディミニッシュコードが使える」

と覚えておきましょう。

おすすめ書籍

僕自身、音楽理論の本はたくさん読んできていますが、正直そういった理論の本をひとつ買っただけじゃ何の役にも立ちません。
色んな角度から見て、少しずつ理論的な理解ができるようになってきます。

この本は、ディミニッシュに特化した本ではありませんが、ギターの押さえ方を通して、コードの基本ルールを覚えることができる便利な本です。
理論を覚えるための基礎を身につける本として捉えてもらえれば良いと思います。

▼全国どこからでも自宅でレッスンが可能

スポンサーリンク

あなたにおすすめの記事

ABOUTこの記事をかいた人

choro

2010年、Jeeptaギタリストとしてメジャーデビュー。音楽教室「コロイデア音楽塾」代表。作詞、作曲、アレンジ他、現在もメジャーアーティストを中心に(takekings、CANDY GO!GO!、サナダヒデト等)サポートギタリストとしても活動中。
バンドマンの本音、ファンとアーティストの関係、音楽ビジネスの正体など、音楽業界のウラ話を書いた「 ギタリストchoroの音楽よもやま話」は月10万PV以上の人気サイト。