クロマチック練習ー初心者、中級者、上級者、レベルによって意識するポイント

ギターの基礎練習の定番、クロマチック練習(クロマチックトレーニング)。

基礎練習というのは、覚えるのは簡単なので初心者でも簡単に弾けるものですが、奥が深く上級者になっても続けられる練習です。
応用すれば、一生できる練習にもなるので覚えておいて損はないですよ。

クロマチック練習とは?

下のタブ譜のように、1フレットずつ半音の動きで弦を上り下りしていく練習です。
全ての指を使って、指の動きを円滑にしていく効果があります。(動画0:23辺り~)

無題図形描画

初心者はひたすら弾くだけでOK!

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初心者の方は、とにかく弾くだけで大丈夫。
何より毎日ギターを弾くクセをつけることと、指の運動をすることが一番大事。

よくレッスンの際に、「スマホと同じ時間ギターに触れていれば、練習を意識しなくても勝手に上手くなりますよ」と生徒さんにお伝えするのですが、本当にそうだと思います。
親指だけで文字を打つフリック入力とか、アプリのゲームなんかもそうですが、練習を意識しなくても触っていれば自然と使えるようになるものです。

「練習しなきゃ」と思っていると、だんだんギターを弾くことが辛くなってきてしまいますから、初心者の目標は「毎日ギターに触れること」くらいにするのがベストです。
「毎日ギターに触れること」というのは、ギターを弾くということではなくて、ギターをただ身体に抱えるだけで十分。
仕事で帰ってきて疲れていて、それさえも億劫な場合は、ヘッドをなでて「おやすみ」と声だけ掛けてあげましょう。

まずは、ギターと共に過ごすこと、ギターに愛着を持つことが大事です。
ギターの存在が好きになれば、自然と抱えて音を奏でたくなってきます。

中級者はなめらかに演奏する意識で!

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中級者の方は、なめらかに演奏できるようになることが一番の目的。
音が上がっていく流れの時は、指が離れずきれいに押さえられるように意識することが大事です。(動画5:28辺り~)

人→中→薬→小指の流れで押さえていく時、押さえた指より左側にある指は離さないようにすることが大事です。
つまり、中指押さえている時は人差し指も押さえている状態。
薬指を押さえている時は、中指も押さえている状態。
小指を押さえている時は、薬指も押さえている状態になります。

ギターが上手な人が、フレーズを弾いてるのを見てもらえれば分かると思いますが、音が途切れずきちんと繋がって鳴るように、次に弾く指を押さえてから今まで押さえていた指を離すように弾くことが大事です。

ここは、きっちり意識しなければなかなか身に付かないので、指の動きと鳴っている音をしっかり確認しながら練習しましょう。

上級者を目指すなら、さらに細かく意識!

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安定したリズムで速くフレーズを弾けるようになるためには、押さえている指以外のところに着目することが大事です。
次に押さえる指が、今押さえる指の動きに連動しないように独立させてあげる意識を持つようにしましょう。(動画7:31辺り~)

それなりに速くは弾けるようになっても、あるテンポから指がバタつき追いつかなくなってきます。
どうして、追いつかなくなってくるかというと、フレットを押さえる直前の指の位置がフレットから大きく離れているからです。

改めて、クロマチックトレーニングをしながら、自分の指を観察してみてください。
特に薬指を押さえる時だと思いますが、薬指で押さえた瞬間、小指が薬指の動きに連動して、フレットから遠ざかっていたりしませんか?

こんなふうに、小指がフレットから遠い位置に離れてしまうから、小指で押さえる時に時間ロスが発生してしまうんです。
ですから、薬指を押さえる時に小指も動かないように意識して練習することが大事です。

それなりに速く弾けたとしても、いきなり速く弾いてしまうと、このポイントは上手く意識できないので、改めて初心者レベルのゆっくりしたスピードから少しずつ練習してみてください。

▼全国どこからでも自宅でレッスンが可能

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ABOUTこの記事をかいた人

choro

2010年、Jeeptaギタリストとしてメジャーデビュー。音楽教室「コロイデア音楽塾」代表。作詞、作曲、アレンジ他、現在もメジャーアーティストを中心に(takekings、CANDY GO!GO!、サナダヒデト等)サポートギタリストとしても活動中。
バンドマンの本音、ファンとアーティストの関係、音楽ビジネスの正体など、音楽業界のウラ話を書いた「 ギタリストchoroの音楽よもやま話」は月10万PV以上の人気サイト。