エレキギターの音質の要は中音域。ディストーションなど歪みが強くなるとどうしでも音が埋もれがちになってしまいがちだが、どのようにして迫力ある音抜けの良いサウンドになるのか?
プロのエンジニアがどのようにミキシングしていくのか、手順を追って解説していきたいと思う。
今回は、トレモロなどのエフェクターを使っているので、エフェクターを多用するエレキギタリストやDTMをされている方には特に参考になる記事だと思います。
今回使用した楽曲はこちら
↓ボカロ曲「井ノ頭線」。作曲者はロックバンド Jeeptaのchoro。
↑この曲のミックス、マスタリングが完成するまでの全工程を対談方式で解説していきます。
ミックス講座のカテゴリーはこちら
【ミックス講座】ボカロ曲「全力症状」カテゴリー
【ミックス講座Ⅱ】ボカロ曲「井ノ頭線」カテゴリー
曲の原型完成

それじゃ、ギターを中心に色々編集していこう

とりあえず、ギターを中央で鳴らすんじゃなく、微妙に音質変えて2本にしたほうが良さそうだな。
一本のギターには、モジュレーション系のエフェクトをなんかかけたいな。
とりあえず、フランジャーを試してみよう。
うーん、あまり振りすぎても変な感じなので、80くらいにして少し広がりを抑えよう。
聞こえ方のバランスも変わってくるので、再度ボリュームを微調整。
完成前と完成後の比較
新曲「井ノ頭線」の原型が出来たのでお送りしますね。
では次回、choroさんから受け取ったデータでどのようにミックスしていくか手順を踏まえて説明していこうと思います。
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【ミックス講座Ⅱ 6/10】ギターのEQ調整、コンプでのアタック、リリースの調整をマスター
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【ミックス講座Ⅱ 4/10】ボーカルのピッチ修正、編集テクニックとおすすめプラグイン
「井ノ頭線」ミックスの記事一覧はこちら
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