プロが音作りにこだわりを持たない本当の理由

ギタリストの迷い道、それが「音作り」。
アンプ、歪み、イコライザーの設定がどうだとか、おすすめのセッティングとか真似するギター人生を過ごしていませんか?

ロックでは歪みがメインですが、クリーンの音作りもまた皆さん悩むもの。
あなたがいつまで経っても良い音が弾けない理由をお教えしましょう!

プロは音作りしない

プロ

もちろん色々な方がいますが、僕がプロの現場で接してきた経験では、ベテランの方ほど、大御所の方ほどアンプのイコライザーのメモリを調整するような音作りを意識する人は少ないです。

「イコライザーなんて適当でいいよ~」
「音は右手で作るからさ」

僕が当時20歳の若造だった頃、出会った40後半の大御所のギタリストがそう言っていました。
そして、バッチリいい音出していることに衝撃を受けました。

そうなんです。
アンプのイコライザーなんかに頼ることなく、本当に音は右手で作れるんです。

スッピンに化粧を載せるのが音作り

すっぴん

音作りのことを、英語でサウンドメイキング」っていいます。
まさに、音作りとは「音にメイク」することなんです。

丸顔の人が、面長やホームベース顔にすることはできますか?
もちろんブラシで影をつけたりハイライト入れて、そう見せることはできますが限界がありますよね?
デーモン小暮さんばりのメイクをすれば可能ですが、そこまでしたら不自然ですよね?

ガリガリの体型をぽっちゃりボディに見せることはできますか?
たくさん服を着こめば可能かもしれませんが、やっぱり不自然ですよね?

あなたがもし、今しようとしていることは、そういうことかもしれません。
スッピンで美しい状態を作れれば、化粧を乗せれば自然に美しくなるんです。
服で着痩せさせることを考えるんじゃなく、自分の身体をしっかりダイエットしてシェイプすることが大事。
そうすれば、どんな服だって着こなせるようになるんです。

そう、どんな音だって自在に作り、使いこなせるようになるためにはアンプに入る前の音がどれだけいい音出せているかということが重要になってくるわけです。

ピッキングを鍛えよう

音に輪郭を出したいなら、スッピンをシャープにする。
音を太くしたいなら、体型をふくよかにする。

そんなふうに、アンプから出る前の音を理想に近づけていくための練習方法をお教えしますね。

基礎的なトレーニングは2点。

  • ピッキングのスピードを上げる
  • ピックが弦に当たる面積を広くする

これがなかなか難しいのですが、「音を大きく出す=ピックを強く握る」と認識してる人が多いからなんですよね。

音を大きく出すためには、むしろピックを握る強さは極力弱くして、腕や手首を使って素早く振り抜くことを意識しなければなりません。
弦がピックに当たる面積を広くした場合もやはりピックを握る強さを弱くしないと、弦にピックが引っかかってしまいます。

そうです。
この重要な2点をクリアするためには、ピックを握る強さを最低限に弱くすることが重要なんです。

言葉の説明だけで理解できる人は、もうそれだけでかなり技術が高い人だと思いますが、なかなか言葉だけで理解するのは難しいと思います。

具体的な方法はこちらの記事と動画で紹介してますので、ご参考に。

あえて歪まないアンプ、エフェクターを使う

良いアンプ、良い歪みエフェクターと言われるものには二種類あります。

ひとつは、「弾き手の演奏技術をそのまま反映させるもの」、もうひとつは「弾き手の演奏技術をごまかすもの」。
だから、良いといわれるものも、上級者と初級~中級者では異なってきます。

もし、あなたが機械に頼らずに自身の技術を上げたいと考えているなら、あえて歪み過ぎないアンプやエフェクターをチョイスしてみることをオススメします。
そうすれば、自分自身の右手のピッキングが上達しないと良い音が鳴ってくれませんから。

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ABOUTこの記事をかいた人

choro

2010年、Jeeptaギタリストとしてメジャーデビュー。音楽教室「コロイデア音楽塾」代表。作詞、作曲、アレンジ他、現在もメジャーアーティストを中心に(takekings、CANDY GO!GO!、サナダヒデト等)サポートギタリストとしても活動中。
バンドマンの本音、ファンとアーティストの関係、音楽ビジネスの正体など、音楽業界のウラ話を書いた「 ギタリストchoroの音楽よもやま話」は月10万PV以上の人気サイト。