音楽教室でギターを教える目的、レッスンを行う意味

現在、プロのギタリストとして、アーティスト活動の傍ら音楽教室を運営していますが、昔から先生のような誰かに何かを教えること、教育というものに興味があったので、ギター講師を2011年頃からはじめました。

はじめての方、初心者、中級者、趣味の方、プロを目指す方、今まで色々な方を分け隔てなく教えさせてもらっていますが、実際にギター講師をやってみて発見できたこと、改めて自分を見直すことがたくさんあります。

そして、これから楽器をやりたい、バンドをやりたい、プロになりたいと考えていて、レッスン教室をお探しの方は、僕の話を参考にしてもらえたらと思います。

音楽教室は、僕の生活を支える仕事のひとつではありますが、元々教えることが好きだからギター講師をはじめました。
そんな自分の好きなことをやらせてもらっている僕が考える「ギターを教えるということ」「ギターを習うということ」について知ってもらって、参考にしていただければと思います。

音楽教室は、薬じゃなく、サプリメント

音楽教室大変

人間というのは、どうしても即効性を求めてしまうものです。
ですが、ある目的を達成するに至るには、どうしても時間がかかるものです。

健康な状態から悪い状態になった時、つまり風邪などにかかった時は、薬などを使って元の状態に戻します。
風邪は、薬を飲めば自然とすぐ回復に向かうものです。

ですが、健康な状態から、さらに健康な状態になろうとすると、どうしても時間がかかります。

サプリメントを飲んでも、明日すぐに効果が出るわけではない。
1か月飲んだからといって、それで実感できるほど効果は出ないものです。
最低でも、3か月~半年飲み続けて、やっと効果を実感できるようになってくるものです。

逆に、次の日にすぐ効果が出るサプリメントって、なんだか怪しいですよね?(笑)

音楽教室に限らずですが、学ぶこと、習い事というのはこういうものです。
だから、良質なギター教室であれば、3か月先、半年先を想定して指導してくれるものです。

まず、レッスン教室が自分に合いそうかどうか、体験レッスンを受けてみることは大事ですが、それで習ってみようと決めたら、最低3か月は続けてほしいと思います。
それくらいの期間を続けないと、結果が出ないからです。

卒業を目的として教えるのが教室

%e5%8d%92%e6%a5%ad

ビジネスとして、一番の目的が金銭的利益を生むことと考えた場合、何年も継続して受講してもらうことを一番ですが、教えることを目的とした場合、卒業することを想定することが。音楽教室の在り方だと思います。

学校は、卒業させることを目的としてますよね?
それと、一緒です。
そして、それが生徒にとっての一番の利益であり、僕にとっての一番の利益でもあります。

もちろん、学ぶ側の向上心が尽きなければ、大学のように、大学院、研究生と何年でも学べるものではありますが、あくまで教える側の立場としては卒業を目的、目標として教えるべきです。

卒業を目的として教えるべきというのは、つまり、生徒が自分ひとりでも練習し、上達できるスキルを与えてあげるということです。

先生がいなければ何もできない人間にするのではなく、自分で考え、自分で学ぶ力をつけさせてあげることが、教えるということの本当の意味だと僕は考えています。

ギターを上手になりたい方へ

%e4%b8%8a%e9%81%94

音楽教室をやるようになって分かったことですが、ギターを習いに来る人の中には、上手になることが目的じゃない人もいます。

レッスンに通うこと自体が目的、という方です。
「ライフスタイルとして習い事をしたい」「習い事をしていること自体が楽しい」。
そんな方は、どの音楽教室で習ってもいいでしょう。

なので、上達することが目的の方だけに伝われば問題ありません。

本気で上達したいなら、まずマンツーマンのレッスンを受けることをおすすめします。

義務教育や、塾で経験したことがあると思いますが、グループレッスンの場合、あなたの上達スピードに合わせてレッスンが進行していくわけではないので、一度置いてかれてしまったらどんどん内容についていけなくなりますし、モチベーションも低下してしまいます。

なので、あなたのペースに合わせて講師が教えてくれるマンツーマンのスタイルのレッスンが上達には一番良いと思います。

もうひとつは、あなたのレベルに合わせたカリキュラムを組んでレッスンをしてくれるかを見て、判断してください。

例えば、僕の教えているレッスンの場合、初心者の方は、学ぶことも簡単なことですし、すぐに上達するので週1回のレッスンをオススメします。

ですが、中級者、上級者になれば、習得する技術も難しくなるため、1週間では変化が出ないので、週1回レッスンをしてもあまり意味がありません。
なので練習の成果が出てくる期間を考えて、レッスンの頻度を2週に1回、4週に1回とレベルに合わせて変えていきます。

また僕自身も、ボイトレのレッスンを個人で教えられている先生のところに受けに行っているのですが、その先生も僕と同じく卒業を目的し、レッスン回数も同じ提案の仕方をしています。

全国展開の大きな教室だったら、カリキュラムが充実していたり、スタジオが完備されていたり、利点はたくさんあります。
ですが、中には売上第一主義になっているところも存在するので、僕の記事をレッスン選びの参考にしていただけると嬉しいです。

▼関連記事

▼全国どこからでも自宅でレッスンが可能

スポンサーリンク

あなたにおすすめの記事

ABOUTこの記事をかいた人

choro

2010年、Jeeptaギタリストとしてメジャーデビュー。音楽教室「コロイデア音楽塾」代表。作詞、作曲、アレンジ他、現在もメジャーアーティストを中心に(takekings、CANDY GO!GO!、サナダヒデト等)サポートギタリストとしても活動中。
バンドマンの本音、ファンとアーティストの関係、音楽ビジネスの正体など、音楽業界のウラ話を書いた「 ギタリストchoroの音楽よもやま話」は月10万PV以上の人気サイト。