コンプレッサーって必要?いらない?使い方とおすすめ3選

今回は奏法解説ではなく、コンプレッサーというエフェクターについて語ろうかと思います。音作りにおいてギターに限らず使われるエフェクターなので、耳にした事がある人は多いと思います。
そのコンプレッサーが必要かどうか、まず結論から言うと人それぞれです。別のサイト等でプロは要らないと書かれてたりもしますが、プロでも多くの方が使っています。ちなみに僕は使ってません。その理由は記事中に書いてます。
自分にとってコンプレッサーが必要なのかどうか。この記事がその判断のもとになれば幸いです。

コンプレッサーの必要性①

ギタリストにとってのコンプレッサーの必要性は大きく分けて2種類。ひとつは音量バランスを整える為に使います。
クリーントーンでピッキングした時の音量が仮に”1〜9”まであったとします。例えばアルペジオで8回ピッキングした場合に、音の強弱が

9 4 9 2 4 7 8 2

コンプ1

となっているとします。これだと音量にムラがあってバランス良くフレーズが聴こえません。
コンプレッサーはまず強くピッキングした時の最大音量を減らせます。仮にどれだけ強く弾いても”7”までしか音量が出ないようにして、上と同じ強弱で弾くと

7 4 7 2 4 7 7 2

コンプ の2

となります。このままでは音量が小さいので元の最大音量”9”に合わせて全体の音量を上げてから弾くと

9 6 9 4 6 9 9 4

コンプ の3

となります。まだ少しムラはありますが、一番上のよりは大分マシです。これを設定次第で究極は

9 9 9 9 9 9 9 9 

とも出来ます。これは人間技ではなかなか難しいですが、コンプレッサーを使えば可能というわけです。

コンプレッサーの必要性②

もうひとつは音を伸ばす(サスティンをよくする)為に使います。どこでもいいのでクリーントーンで1音弾いてそのまま鳴り終わるのを待ってみましょう。
使っているギターやギターの状態にもよって持続時間は異なりますが、遅かれ早かれ音は減衰していきます。コンプレッサーを使ってその減衰するまでの時間を伸ばす事ができます。
そうすることでクリーントーンでも伸び伸びとしたリードプレイが可能になります。

コンプ の4 コンプ の5

コンプレッサーを使う事のデメリット

一番はダイナミクス(音の強弱)をコントロールしづらくなるという点です。例えば自分の中で

3 3 9 3 7 3 9 3

と強弱を付けてピッキングしてもコンプレッサーがそれを邪魔してしまう、という場合もあるわけです。僕がコンプレッサーを使わない理由のひとつがこれです。

音を歪ませる=コンプレッサーをかける

要所要所で”クリーントーンで”と書いていたのには訳があって、実はアンプやエフェクターで音を歪ませるのはコンプレッサーをかけるのと同じ事なのです。実際にアンプでもエフェクターでもいいので音を歪ませて、さらにGAINをMAXにしてコードを全力で弾いてみましょう。次にそっとコードを弾いてみましょう。
音量差が全然ないですよね。それに音もなかなか減衰しないと思います。
音を歪ませれば歪ませるほど、音量バランスのムラもなくなるし、音も伸びるようになります。つまりコンプレッサーの必要性を満たしているので、歪みがメインの音色の人は極論そもそも使う必要がない、というわけです。僕がそうです。僕は音量バランスが一定のフレーズや音の伸びがあるフレーズを弾きたい時は深く歪ませてます。この事もコンプレッサーを使わない理由です。

もし買うならオススメのコンプ

MXR DYNA COMP

コンプレッサーに興味のある方におすすめのコンプを紹介します。
定番モノになりますが、コンプを知るという意味ではまずここら辺を試してみるといいと思います。

定番中の定番。
俗に「パコパコ系」と呼ばれる種類のコンプレッサー・ペダルです。
パコパコ系とは原音に対して味付けをしっかりと行うコンプのことを指します。エ フェクトのかかり具合がしっかりと感じられるコンプで、ギターソロからクリーントーン・アルペジオ、カッティングに至るまで、音がゴージャスになりますが、コンプレッサーと呼ぶよりはMXRのダイナコンプという感じでクセは強いです。
好きな人は好き、苦手な人は苦手といった感じですね。

BOSS CS-3

こちらも定番中の定番。ボス自体がエフェクターの定番なので間違いない一品です。
特にストラトやテレキャスターなどカッティングでプレイするスタイルと相性が良いです。大きな特徴としては、LEVEL、TONE、ATTACK、SUSRAINといった4つのコントロールツマミを搭載しているので、コンプレッサーの基本操作を覚えるには持ってこいです。
そういった意味で、プロでも使う機材ですが初心者にもオススメできます。

JOYO JF-10

こちらは上記2点に比べ、格安ながらハイクオリティの一品。
「ROSS」のコンプレッサーをベースに仕上げた1台らしいです。
サウンドの特徴としては、「自然なコンプレッション」を得られること。
コンプレッサーは製品によって(上記のMXR M102 DYNA COMP)など「癖」のようなものがありますが、このコンプは全然癖がないです。
なので初心者には効果がわかりにくいかもしれませんが、純粋にコンプレッサーというものを使いたい、理解したいとお考えならぜひ使ってみてほしい一品です。

最後に

これだけ語っておいて僕はコンプレッサーを使ってない訳ですが、あくまで使う必要がないだけで、例えばクリーントーンがメインで全く同じ音量バランスでの機械的なアルペジオやカッティングを求められるようなバンドをやっていたら恐らく使ってると思います。
コンプレッサーは、極端ですが一切音を歪ませずに弾くプレイスタイルなら必要かもしれないし、逆に一切クリーントーンで弾かないプレイスタイルなら必要無いということです。

使うかどうかはあなた次第です。

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