ギターを2本使って編曲するというのは、何気に難しい。
ソロのギターはできても、コード進行するギターが上手くハマらない。その逆もあります。
通常のストローク、カッティング、ブリッジミュート、パワーコード、アルペジオ、まずは思いつく限りのパターンを試してみるのがいいと思います。
レコーディングの際にパッと出てくると役に立つものですし、センスを磨いていくには頭で考えるより、まずやってみるというのがコツだと思います。
この曲が、アレンジでこんなに変化します!
今回使用させて頂いたのは、こちらの楽曲。
「作曲について語るマモルさん」こと、「はと」さんの楽曲『HM』。
Jeeptaギタリストのchoroと作・編曲家のこおろぎによるそれぞれのアレンジはこちら↓
↑このアレンジ過程を見たい方は、ロックアレンジ-choro編カテゴリーへ
↑このアレンジ過程を見たい方は、クラシックアレンジ-こおろぎ編カテゴリーへ
この楽曲が上の動画達のアレンジになっていくまでの過程をお見せしていきます!
まずは6日目をおさらい
こうやって最後まで聴いてみると、最初のサビまでが少し静かすぎるなって感じ。
元々、AメロとAメロの間にイントロを入れたり、ギターバッキングを足すイメージはあったので、それをどんどん挟んでいってみる。
まずは、ギターイントロを追加。
続いて、バッキングを追加。
うーん、これで足りるかと思ったけれど、なんだか物足りない。
定番だけど、アルペジオを追加しよう。
今回は、出来るだけシンセやサンプリングの音は入れずにいきたい。
うんうん、いいんじゃないでしょうか。
全体を通して聴くと、こんな感じ。
あとは、大サビあたりにストリングスを追加して、アレンジ自体は完成かな。
その後、ミックスして終わりって感じ(今回はミックスはこおろぎさんにお願いします)。
7日目終了
バンドやってる人、これからアレンジをしようと考えてる人もいるので、今回はかなりシンプルに作っていってます。
Aメロ部分をいろんな場所で使ったりってのは、初歩的ですがとても音楽的に効果のある方法だと思います。
次の記事はこちら
【アレンジ講座 8/10】「打ち込みのストリングスの基本的な方法とコツ」-ロックバンド編 –
前の記事はこちら
【アレンジ講座 6/10】「基本のブレイクの使い方、ギターソロの作り方とコツ」 -ロックバンド編-
この記事の一覧はこちら
ロックアレンジ-choro編カテゴリー
アレンジ曲提供者 はとさんのご紹介
-Alice’s Camera-
作曲、ギター、ボーカル、その他シンセ担当『はと』
ベース、エンジニアリング、映像、その他雑務担当『ジョルジュ』の二人組ユニット。