ここでは、ベースアレンジに加え、最強木管 「VIENNA VI WOODWINDS 1」、ギターやベース、スタジオエフェクトなど豊富でクリエイティブなソフト音源「NI KOMPLETE 9 ULTIMATE」を使用したアレンジの方法、コツが学べます。
プロのアレンジャーがどんな順序で曲作りしていくのか?その方法を盗んでアレンジのコツを掴んでもらえればと思います。
この曲が、アレンジでこんなに変化します!
今回使用させて頂いたのは、こちらの楽曲。
「作曲について語るマモルさん」こと、「はと」さんの楽曲『HM』。
Jeeptaギタリストのchoroと作・編曲家のこおろぎによるそれぞれのアレンジはこちら↓
↑このアレンジ過程を見たい方は、ロックアレンジ-choro編カテゴリーへ
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この楽曲が上の動画達のアレンジになっていくまでの過程をお見せしていきます!
詰めに入っていくよ

さて、本日からは詰めの段階に入ってくるので、今までよりもわかりにくくなっていきますよー!
全体を通して聴いて構成のバランスを修正していく。まずイントロ、アウトロを少し直して、次。
ベース詰め
ベースを本気で入れていきます。がんばります。
本テイクもやっぱりスティングレイ。

サビはデモより落ち着かせて、要所で動きを入れる。
ベースラインとメロディの関係が気持ち悪くならないようにフレーズを直す。
たまに細かいフレーズを入れて16分を感じさせる。
途中で、もっとリアのポジションで弾いたほうがいいことに気がついて録り直す。
ボツにしたやつはこれ。高域があまり出てない。
ニュアンスやタッチは後で変更できないので、そこは最重要視して録音。自分の能力の限界に挑んだテイクをとったら、切り貼りしまくる。
ベーシストではないので、ここらへんプライドがない。
フレットレスはピッチが安定した演奏するのが難しいんですよね。
エディットした後の画像。細かく刻んでる。

後半も合わせるとこんな感じ。
エフェクトはコンプレッサー「NI SOLID DINAMICS」で軽く潰してアンプシミュレーター「NI Guitar Rig」を挿す。ここは後でいじる。

Bメロ詰め
Bメロ詰めるよ。
ハープをうっすら、それとフルート、オーボエ、クラリネットでカウンターのメロディを入れる。
木管はVienna。めちゃめち音いいんだこいつは。

ストリングスがあんまり良くないな…変化をつけたりホルンを重ねたりしてみた。
リズムのフィルも入れて…これでよかろう。
2回目のBメロはちょっとだけ変化させるだけにする。構成が複雑なので印象がまとまらなくなるから。
6日目終了

という感じで短いですが本日はここまで。6時間くらいかな。
全体だとこんな感じです。
ではまた次回。
次の記事はこちら
【アレンジ講座 7/10】「間奏と大サビを詰める」-クラシック編 –
前の記事はこちら
【アレンジ講座 5/10】「イントロとアウトロ。全体像が見えてきた」-クラシック編 –
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クラシックアレンジ-こおろぎ編カテゴリー
参考記事
今回使ったものの記事を貼っておくので参考にしてみてください。
・【自慢】スティングレイ フレットレスベースを買った!【再掲】【写真あり】
・【ソフト音源】最強木管 VIENNA VI WOODWINDS 1 / STANDARD レビュー【再掲】
・【ギターとベースとKONTAKTとREAKTOR編】NI KOMPLETE 9 ULTIMATE 全部レビュー
・【クリエイティブ、スタジオエフェクト編】NI KOMPLETE 9 ULTIMATE 全部レビュー
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