コードストロークで大事なことは、空ピッキングとシンコペーション、そしてスムーズにコードチェンジができること。
これができれば、そこからブリッジミュート、スライド、カッティングなどを加えることによって、同じフレーズでもバリエーションのあるフレーズが出来上がっていきます。
▼空ピッキング、シンコペーションをまだ習得していない方はこちらを参考にしてください。
実際の演奏で弾くために、8分音符の基本のリズムのパターンを使って練習していきましょう。
倍の速さにすれば、そのまま16分音符で練習できますよ。
基本リズムパターン
▼まずは、空ピッキングとシンコペーション、コードチェンジを使用した基本のリズムパターンを弾いてみましょう。(動画0:20辺り~)

空ピッキング、シンコペーションをマスターしていれば、それほど難しくないフレーズのはずです。
ブリッジミュートでアレンジ
▼基本のパターンができたら、それをブリッジミュートで弾いてみましょう。(動画3:20辺り~)

どうですか?
これだけでも、さっきのフレーズと全然雰囲気が変わってきますよね。
カッティングでアレンジ
▼次はカッティングでアレンジを加えていきます。
シンコペーションの手前のフレーズをブラッシングに変わっています。(動画3:34辺り~)

これで、基本パターン以外に2パターンできました。
スライドでアレンジ
▼次はスライドを使って、アレンジを加えてみましょう。
スライドのタイミングによって、聴こえ方も変わってくるので、まずは動画を参考にしてみてください。(動画3:54辺り~)

このように、ひとつのフレーズを覚えたら、そのフレーズを元にいろんな奏法を加えて練習していくことで演奏のバリエーションが増えていきます。
教則本などで、奏法ごとに違うフレーズが載っていたりしますが、そうなると覚えるのも大変ですし、いざ自分で作ったフレーズや覚えたフレーズをアレンジしようと思ってもできないものです。
ここで作った3つの新しいパターンを組み合わせて、自分のオリジナルのフレーズを作ったりと工夫してみてくださいね。