ギター初心者の方、弾き語りをしようと思っている方はコード表やギターコード譜の載ったサイトを参考にして練習されていると思うのですが、曲を弾いている途中で難しくて弾けないコードが出てきてしまってせっかく途中まで覚えたのに挫折してしまうことがあると思います。
初心者のうちは、弾けないところはどんどん後回しにして、とりあえず楽しみながら弾くことが大切。
なので、ここでは最低限覚えるべきコードを紹介していきます。
その他のコードは簡略化して押さえてしまってOK!
まずは、どんどん先に進んでたくさんギターを弾くことを心掛けましょう。
目次
ハイコード、ローコードとは?
ハイコード(バレーコード)とは、開放弦の無い押さえ方のコードのことをいいます。
反対にローコードとは、開放弦のある押さえ方のコードのことをいいます。(動画0:00~)

ローコードは、初心者でも比較的簡単に押さえることができるのですが、ハイコードは初心者には難易度の高いコードです。
覚えて弾けるようになるにもけっこう時間がかかってしまうので、まずはローコードから覚えるようにしましょう。
覚えるコードは8個だけ
最初に覚えるべきコードは8個だけ。(動画0:30辺り~)
ギターのコードには大きく分けて2種類あります。
明るい響きのメジャーコードと、暗い響きのマイナーコード。
メジャーコードには、例えばCコード以外にC7といったコードがあったり、マイナーコードには、例えばCmコード以外にCm7といったコードがありますが、C7はC、Cm7はCmで代用することができます。
なので、代用できるコードはひとまず後回しにして、最低限覚えるべきコードだけ覚えましょう。
メジャーコードは5つだけ
メジャーコードで覚えるべきコードはA、C、D、E、Gの5つだけ。
BやFはハイコードになるので後回しにします。
まずは簡単なローコードだけ覚えるようにしましょう。


もし、C7というコードが出てきたら7は省略してCに置き換えてもらえば大丈夫です。
また、C/G(G分のC)など分数コードと呼ばれるものがありますが、これも分子の部分(この場合C)だけ弾けば代用することができます。
マイナーコードは3つだけ
マイナーコードで覚えるべきコードはAm、Dm、Emの3つだけ。
Bm、Cm、Fm、Gmはハイコードになるので後回しにします。

もし、Am7というコードが出てきたら7は省略してAmに置き換えてもらえば大丈夫です。
また、メジャーコードと同様Am/G(G分のAm)のような分数コードが出てきた場合は分子の部分(この場合Am)だけ弾けば代用することができます。
その他のハイコードはパワーコードに変換しよう
この8つのローコードを覚えたら、残りのハイコードは全てパワーコードで代用して弾きましょう。(動画2:50辺り~)

上はFコード、Fmコードの例ですが、パワーコードに変換すると、メジャーコードもマイナーコードも同じ押さえ方で押さえられるので大変便利です。
まずは、難しいハイコードはパワーコードで代用して、どんどん曲を覚えてたくさんギターを弾くことが上達の近道です。