音楽をmp3やイヤホンで聴く文化だと、素人や初心者には違いは分かりにくいかもしれませんが、CDやWAVなどの音声ファイルになった時にその差は大きく出てきます。
各パートが埋もれることなくすべて聴こえるとともに、音の広がり、奥行きがしっかり感じられるものです。
最近は、インターネット環境で音楽が聴かれることが多いため、プロのエンジニアと初心者、アマチュアでも大差なく聴くことができますが、今後ネット環境でもWAVのような容量の多いファイルでも聴かれるようになってくると思うので、しっかり違いを感じていただき、今後のミキシングの参考にしていただければと思います。
同じ楽曲で聴き比べてみよう
▲アマのchoroによるミックス
▲プロの上原翔によるミックス
【楽曲ダウンロードリンクはこちら】
http://choroidea.com/DISCO/Inokashira_sen/
まとめ
choroはミックスに関しては素人。
ミックスする必要性も、生演奏するバンドメンバーだったり、ミックスエンジニアに楽曲のイメージを伝えるのが限界。
上原翔のミックスによって、楽曲が大きく変化したのを感じてもらえたでしょうか?
曲の善し悪しは、アーティストのみで判断されることが多いけれど、CDなどの録音された音源に関しては、このエンジニアの力というものがかなり大きく関わっているんです。
その重要度の割に、「誰がミックスをしたか?」というのが注目されないことがとても残念だと思います。
もし、今回の記事で、ミックス、エンジニアというものに興味を持って頂けたなら、今後「誰がミックスをしたか?」というところにも着目して音源を聴いてもらえると嬉しいです。
好きなアーティストの新しいアルバムが、あまり音かっこよくないなぁと感じたり、その逆で、今回のアルバムはすごく音かっこいいと感じたりする時、もしかするとミックスエンジニアが変わっているかもしれない。
それくらい、リスナーの「好きな音」に関わっていることがあるんです。
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【ミックス講座】ボカロ曲「全力症状」カテゴリー
【ミックス講座Ⅱ】ボカロ曲「井ノ頭線」カテゴリー
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